あさき 歌詞 蛹幸せを謳う詩この子の七つのお祝いに月光蝶赤い鈴雫神曲空澄みの鵯とつばめ予後の鐘猿の経極東史記/キョクトウシキツミナガラ...と彼女は謂う鬼姫虧兎に告ぐ鬼言集
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- さあさ 皆様ご一緒に -
「薄明(はくめい)に 混ざり在(あ)る 紺碧(こんぺき)の手と~~~!」 握手! 愛撫(あいぶ)する 愛撫する 彼らは愛撫する - 大演説会場にて - 「我々は宇宙に在り! この濁世(じょくせ)の 亀裂(きれつ)の深きは! 億万の絶叫である! 満目(まんもく)の黒炎に 執(しゅう)する き、き、きー!きゃっつら!に禍(わざわ)いを!」 「神幸(みゆき)!神幸!」 「嬋娟(せんけん)と舞う 閃光(せんこう)の 掻(か)き消す 幸福よ! 星一つ尽き 星二つ尽き...」 人はおのれの触れたるものの色に消ゆ - 今世紀最大の発見 - 「瑕瑾(かきん)なき実 踏みます 嬲(なぶ)り 刺すと 熟(う)れます」 「ささ、どうか!」 「ええ、そうね!」 燃えて しまえ 「我々は!大宇宙の意思!!ほろろと鳴く猿であり!!! 或(ある)いは ほろほろと踊る猿であるがゆえに! を、を!おとろしや!」 母をかえせ 父をかえせ 私をかえせ 両手合わせ 小鳥翔(た)つ日々の呼吸に 伍(ご)し高き誇りの 炙(あぶ)られる 人よ 気がついているか! 東雲(しののめ)の散れば 初音(はつね) 夜陰(やいん)は いつまでも 星をほほろぎ 在る PR
跫音(あしおと)のとまる背に 面影ばかり
重さに下り 窓明かり 欠ける はじめより穏やかで 手合わせ 友ささめく 最後まで残るほうが 影厭う 目つむれば やにわに 残る 斜(はす)になる 沢山の部屋が在るが 遠く佇む 結びの目 駆け足で 解けていく 思い思い 頽れた瑞恵の跡 小止(こやみ)みなく増える 跫音のとまる瀬で 友が手を振る 笑顔で 予後(よご)・=病気や手術などについて、その後の経過の見通し。俗に病気を治療した後の経過。厭う(いとう)・=いやがる。いたわる。頽れた(くずおれた)・=(張り詰めていた気力が抜けて)くずれるようにすわる。・瑞恵(みずえ)・=みずみずしい若枝の意。
水も瀬に 川明かり
見上げて 水芭蕉 旋回しつつ 影を濡らす 煉暮(レング)れも 雲より北 残心の 止まり木 折れ 見つる彩鳥(サイチョウ) 音も無く 一筆 振ると 又(マ)て 消えた・・・ 別れ 来し人想う風 さわさわと鳴く 骸と成っている 掲げている それでも 最期に愛した人が 言った 「雲の経(ヘ)た椿よ」無根の空の地を見つめ言った 流れ・・・・・・ 嗚呼 吾子(アコ)ノ歌 僕ハ逝ケナイ・・・・・・
水霜に濡れた星に手をそえて
隣で眠るあなたの指に光を繋ぐ 豁然とある景色はさ揺らぎに 凍みる指に息吐くことさえ 溜息と紛う 指の先あやす 二羽の鳥の仲睦まじきよ 定まらぬ遠くを見て 滔々と揺れた 「ねえ 見て 手を握り返してくれるの」 嬉しそうに笑う あなたの手は あえかなる波の花に散り行く 斑の雪 雀色時になって 迎えにいく蘖抱いて すれ違う日々は木立に透ける あと少し もう少しだけでいいですから と願う 蒼見えぬ木下闇 羽ばたく強さを 風の道抜けて 白日の二つに手を差しのべ 彼方 明かり瞬きてはじめて 人は笑い 幸せの意味に気付く 林立の光の木々 かき分けて見つけたものが 舞いきて擦れ逢う 広がっていく白 畳なわる羽が 吾子の声と昇る 静々 ただ手を握り 問わず語り 彩なす莞爾に花舞う 虚空の深い吐息にかき消されていく 篠突く雨去りし後 麗ら仰ぎ 人は知る 幸せの在り方を ※漢字の読みと意味 ・空澄み(そらすみ) ・鵯(ひよ) ・豁然(かつぜん)・=今までふさがっていた眼界が急に開ける様子。(景色が展開することにも、突然悟りを開くことにもいう) ・紛う(まごう)・=紛れてよくわからない様子。 ・凍みる(しみる) ・滔々(とうとう)・=勢いよく流れ、とどまる所を知らない様子。 ・斑(はだれ) ・蘖(ひこばえ)・=切り株から出た芽。 ・木下闇(こしたやみ)・=青葉の茂りがうっそうと夏日を遮って昼なお暗い樹木。 日照りの強い道から木陰などの暗い所に入ると一瞬まっくらに感じるさまもいう。 ・林立(りんりつ)・=林の木のようにたくさん立ち並ぶこと。 ・畳なわる(たたなわる)・=重なりあって連なる。 ・吾子(あこ)・=自分の子 ・莞爾(かんじ)・=いかにも満足げににっこり笑う様子。 ・篠突く(しのつく)・=篠とは群生している細い竹のこと。細かい篠竹の密生したように、大粒の雨が激しい勢いで降るさまを例えた言葉。 ・麗ら(うらら)
指さした先の上枝に明かり 頬を撫でる
ささめく きらら おもいで こころ通せんぼ 揺れた 景の秀 鴇色に染まる 小さな頬 ぽけっとの中で結ぶ 愛しさ 吐息 牡丹雪と昇る相思 胸に積もっていく心 きらら 時代に流るる深雪の密める比翼の芽 寄り添う波 薄氷の下 水鏡映す月 たゆたえて細泳ぐ 星の舟 背に乗せながら 絆を思う日あればそれでよくて 妙に雪澄めたことも 言の葉に募った 下枝の影で 「そうね」 と紅涙に浮く静寂 ぽろり ぽろり と泣き虫屋さん 「山紫水明だ」 と目深帽子 ねえ ここがいいね 垂れ 声あげた 降り続く雪を指に託して流した 小舟浮かぶ 小夜の波間に 抱き締めた迷子 遙かより近くに頷き はじめて泣いた 強がり屋さんが 幸せを数えたら 指が足りなくなった 寄せ合わせた頬の隙間を埋める迷い星 湖べりであそぶ綺羅星 小さくなる光の点滅に触れ 瞬く度に映る二人の影 妙により澄める 星が回る 飛んでいく影帽子 光飛沫に消ゆ 波紋に月踊り 舟昇る 糠星の川を 静かに揺れて 水脈は尖りなき朧 薄氷に鏤めて光る星がささめいて 二人の影を消していく 時代に流るる深雪の密める比翼の芽 摘んだのは 剥落の名残 幸せの意味と水漬き 去る風花抱き 思う 「あなたに会えてよかった」 と ※漢字の読み ・上枝(ほつえ)・=上の方の枝。(まんまとか言わないで・・・・・) ・景の秀(けいのほ)・「景」=様子。ありさま。「秀」=物の人目に立つようになっている部分をいう。 ・鴇色(ときいろ)・=トキの翼の裏と風切り羽との色。薄桃色。 ・密める(ひめる・確証なし(調べ中~ ・比翼(ひよく)・・・・※例 「比翼の鳥」=中国の故事に出てくる想像上の鳥。 雌雄それぞれ目・翼が一つずつで、常に一体となって飛ぶと言う。男女の深い愛情に例えられる。 ・薄氷(うすごおり・うすらい)※確証はないが最初と二回目では読み方が違うらしい・・・・。最初は(うすごおり)二回目は(うすらい) ・細泳ぐ(さざめおよぐ) ・下枝(しずえ)・=下の方の枝。(まんまとか・・・・言わないで・・・・) ・紅涙(こうるい)・=美しい女性の涙のたとえ。(古くは、血涙の意にも用いられた) ・静寂(しじま) ・垂れ(しずれ)・=しずること。木の枝などに積もった雪が落ちること。また、その雪。 ・湖べり(うみべり) ・綺羅星(きらぼし)=美しく輝く星。 ・糠星(ぬかぼし)・=夜空に見える、多くの小さな星。 ・水脈(みお)・=[海岸の近くで]舟が安全に通れる水路。 ・鏤めて(ちりばめて)・=固い物を彫った所に、金銀・宝石などを一面にはめ込むこと。 ・剥落(はくらく)・=壁土や厚く塗った塗料等が(ひびが入ったりして)剥がれ落ちること。 ・水漬き(みづき)・[水漬く]=水けがある。じくじくと水けを含む。水に浸る。 ・風花(かざはな)・=風上から風に吹かれて飛んで来る積雪。晴れた日 、風の吹き出す前などに舞うように降る粉雪。 |
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